せんとくん応援ブログ

不滅の英雄せんとくんを讃えるブログです

せんとくんのイラストライセンスは無償です

キャラクターの商品を作って販売するような場合、そのライセンス料が発生することがほとんどです。せんとくんも例外ではなく、利用にあたっては一定の費用を納める必要がありました。

 

それが、今更ながら2018年より、ライセンス料が無償化されました。これによって、費用が従来より抑えられることになるので、せんとくんグッズを作成したりする際のハードルが低くなったと言えます。

 

ライセンス料を無償化するというのは、県にとっては単純に考えてその分の収益がなくなることになりますから、かなりの英断だったと思います。もちろんせんとくんファンとしては、これにより色々な形でせんとくんを目にすることの出来る機会が広がる可能性があるので今後の展開への期待が生まれるニュースです。

 

ただ、現実的な話をすると、この決断の背景にはこのブログでもかねてから書いている、せんとくんの(奈良近辺以外での)絶滅危惧種化が一つの要因として存在することでしょう。つまり、人気の低迷です。

 

せんとくんが、現在でも2010年前後のような爆発的な人気を保っていたのであれば、有償であっても多くの商品が生まれたでしょうし、それによって奈良県の収益も増えて知名度も上昇するという好循環となるのでこのような決定をする必要はなかったことだろうと思います。

 

熊本県くまモンのように、敢えてライセンス料を無償にすることで様々な商品等で使用されて全国区の人気を得るようになり、結果として県にとっても大きなプラスになったという事例もありますから、せんとくんの人気回復という狙いもあるのでしょう。

 

では、無償化から2年少々が経過して、実際に何らかの形でせんとくんを目にする機会が増えたのかというと、確かに無償化以降、新しい商品が生まれたのは事実としてあります。ただ、私の実感としてはまだまだ少ない。単に期待値が高すぎるというのもあるでしょうが、もっともっと多くの企業や団体にせんとくんを利用して欲しいところです。

 

確かにせんとくん人気のピークは過ぎ去ったかも知れませんが、まだまだ大きなポテンシャルを秘めているキャラクターだと思います。ぜひともこれを一つの契機として人気が再燃してほしいです。せんとくん奈良県のみに閉じ込めるのではなく、再び全国に羽ばたいて欲しい。せんとくんの素晴らしさを日本国民が再発見し、私の住む愛知県にせんとくんが来てくれるなんてことになれば最高です。

 

なお、当然ではありますが、無償化したとは言っても、使用に当たっては事前に申請が必要で、いくつかの基準があります。せんとくん奈良県のイメージを損ねるようなものだったり、不適切な使用をするようではいけませんから。

 

詳細は、下記の奈良県ホームページから確認することができます。

せんとくんイラスト使用について/奈良県公式ホームページ