せんとくん応援ブログ

不滅の英雄せんとくんを讃えるブログです

ブログ名変更しました

まだ立ち上げたばかりのこのブログですが、ブログ名を変更することにしました。


せんとくん復興ブログ』から、『せんとくん応援ブログ』に変えます。


主な理由は3点あって、まず一つ目は、活動範囲こそ狭くなったものの今でも大活躍中のせんとくんに対して、「復興」という言葉はあまりにも失礼だと思ったことです。せんとくんは誕生以来、今日に至るまで休む間もなく奈良県のために活動してくれています。そんな頑張り屋さんのせんとくんに対する敬意を欠くような真似は出来ません。


もちろん、かねて書いている通り、当ブログは奈良県民以外の方にせんとくんの存在を思い出してもらうことが目標であり、「奈良県外におけるせんとくんの復興」という意味でこの言葉を使っていました。しかし、この11年でせんとくん自体に衰えやマイナスの変化があったという訳ではなく、単にせんとくんへの関心を向けない人が増えてきただけです。せんとくんは不変なのに、むしろ進化し続けているのに、この言葉を用いるのは不適当と言わざるを得ません。


次の理由は、このブログなんてちっぽけな存在なのに、このような言葉を使うのはおこがましいと感じたことです。


前述のようにせんとくんは元気モリモリですが、例えせんとくんが「復興」の対象となるくらいに廃れてしまっていたとしても、私に出来ることはただせんとくんを応援することのみです。それ以上の何かをしようと考えることは、傲慢なことだと気が付きました。


そして3つ目は、この「復興」という言葉は私のような者が軽々に使うものではないと判断したことです。


昨今、日本列島は多くの自然災害に見舞われており、毎年のように被災してそれまでの日常を奪われてしまう人が出ています。そうした方々の多くは、現在においてもかつての平和な日々を取り戻すことが出来ずに苦しんでおられることと思います。


特に、今年は平城遷都1300年祭の翌年に発生した東日本大震災から10年の節目に当たります。「節目」といっても、ただ月日が流れただけで震災以前の状態からは一変してしまったままの地域も多く、悲しみに苛まれ続けている方々は数え切れない程いらっしゃるでしょう。


そして、「復興」という言葉は戦争や自然災害といった大きな災禍からの回復を指すものとして、多く用いられます。特に災害が多発している近年はその傾向が顕著なことと思います。


軽率なことに、私は深く考えることなくブログ名を決めてしまいました。しかしこのブログについて思いを巡らす中で、多くの災害の爪痕があらゆる面で残ったままのこの日本において、幸いにして近年は大きな被害を受ける災害から免れている地域に住む私のような者が、軽々にこの言葉を使うべきではないという結論に至りました。復興を目指して苦境と闘っておられる多くの方々に対して失礼であったと反省しております。


主に以上のような理由から、「せんとくん応援ブログ」と名を改めることにいたしました。基本的なコンセプト自体は変わりません。私に出来る形でせんとくんを応援し、1人でも多くの人にせんとくんへの関心を取り戻してもらう一助となれればと思います。